オリンピッグ発言に関する考察

単純に問題発言・人権侵害と声高に叫ぶのは間違いだと思っています。
最近は特にすぐに炎上に持って行きがちで、必要以上にバッシングする風潮が
あるように思われます。正義の旗のもとであれば殴ってOKでは、理性的ではない。

ただ、当然失礼極まりない発言である点は間違いなく、立場から見ても、
発言場所やメンツを考えても軽率であった。
とは言え、このような事は多くの人が日常的にしている事ではないでしょうか。
佐々木氏の何が一番悪かったかと言えば、運が悪かったのでしょう。

高校の旧友同士で個室の居酒屋でゲラゲラ談笑している状況であれば、
この上ないナイスなネタになったかもしれません。
当の本人にしても「やっちまったな～」程度の感覚ではないでしょうか。
還暦超えての発言ですから、これがこの人の本質なのだと思います。

長文の謝罪文でいろいろと語られていますが、それだけ反省できるのであれば
そもそもこんな発言していないよね？と言う話です。
本当に反省しているとも思えないし、この謝罪文自体本人が書いているという
保証もありません。ただし、そういう人間は何も特別ではないという事です。

「アメリカでは銃を乱射している人がいる」みたいな記事と比較するつもりは
ありませんが、公の場で渡辺氏に対して直接攻撃（口撃）した訳でもないので
渡辺氏本人を除き、この発言はそこまで叩かれるものではないと思います。

とは言え、辞任は適切だとは思います。