6秒待つとか、そんな細かいアンガーマネジメントは不要です。
結局のところ1つの所に集約するんですよ。

「得?」

って事です。怒って得になる事があるのかどうかって事ですよ。
私は「費用対効果があるのかないのか」って自問します。
怒るってのは激しくエネルギーを消耗します。特にメンタル面。

その結果得られるものが、果たしてどれだけあるのかと。
仮に相手を言いくるめるなどして、マウントを取ったとしましょう。
その時は気分がいいでしょう。でも、マウント取られた方との
今後の人間関係は良い物にはならないでしょう。

つまり、費用対効果としては「マイナス」です。
得どころか、マイナスですよ。一時気分が良くなるのを考慮したとしても、
費用対効果は0です。

もちろん、理不尽に対して謝ればメンタルにダメージを受けるのはこちらです。
それでも喧嘩をするよりはダメージは少ないのです。
そもそもそういう状況になった時点で、こちらの負けなのです。

つまり、そういう状況になったとして、怒る・対立するを
選ぶか選ばないか・・・ではなくて、今後こういう状況にならない為には
どうすべきだったのか。注力すべき点はそこなんです。

その場をどうするべきかではなくて、今後どうするべきか。
もう視点は未来を見ている訳ですね。現場をどうするかなんて、
考える必要は無い訳です。相手がどうして欲しいかを見破るだけ。

そもそも突っかかって来る人間の思考回路なんて見透かせるでしょ?
その程度の人間なんだから。その人が思うようにマウントを
取らせてあげればいいだけなんです。

特例として、そうする事でこっちに多大なダメージがある場合は別ですよ。
もちろんね。ただ、そういう場合って正直殺るか殺られるかって
レベルにまで行く事がある気がしますので、そこが注意ですかね。
面倒臭いという意味で。

「費用対効果・コストパフォーマンス」

人間関係において、必須なのはこの見極めです。
コスパを重視しない人間がいるなら、その人は重要人物なので
大切にした方がいいかと思われます。まあ、そういう風に扱って
毎回毎回おごっておごって~ってなるようなら、コスパ側の人間に
割り振ればいいだけなので。

今現在の特に「怒り」に関する処世術はこの辺ですね~。

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