偉大なる作品たち

2018年7月31日
ワンピもナルツもブリーチも、散々言われている部分もあるが
部分だけで言えば突出しているからこそ名を残している訳だ。
漫画と言う形式上、これらの作品群はトータルで語られるべきであり、
トータルで見た場合、これらの作品群は素晴らしいと結論付けるに値する。

つまり千金なのである。(何)

と言う事で、ブリーチは面白い。良い部分悪い部分あるけどねー。
「残像だ」が多過ぎるとか、「パターン」が多過ぎるとか。
それでもセンスは突出している。これは間違いない。

その上、少年漫画的演出を超えた演出や、必殺技とその魅せ方。
主人公の魅力、主人公が主人公であるべき意志や力。
善と悪。それを超えた存在。最後に到達するシンプルな答え。

素晴らしい。結局のところ、プラマイはあるにしろ、素晴らしいのだ。

//

ブリーチで言うなら、この物語をどうにか凝縮できなかったかという所でしょうか。
余りにも薄く感じてしまう部分が多い。と言うか、余計な部分というか。
作者としては語りたい部分ややりたい演出だったのだろうが、
受け取り側としてはそうではない部分もある。

だが、いいなりになっていてはブリーチでは無かっただろうという思いもある。
エヴァンゲリオンが社会現象になったのも、これまでの固定概念すなわち
受け取り側の想いをある程度ないがしろにしたからだろう。

人の意見を半分聞いて、半分ないがしろにするからこそ、名作は生まれるのだと思われる。

コメント