ハチワンダイバーに学ぶ漫画の表現

何をしたいのかってのを、大きく分かりやすく表現するって大切だなーと思った。
作品の内容云々以前の問題なのだが、基盤となる部分。
ゲームで言う所のユーザーインターフェースもとい操作性ですね。

ただし、ある程度以上実力が伴っていないと、途端に手抜きにも感じてしまう
諸刃の剣とも化す。あのブリーチですら、手抜きと感じる人がいる訳ですからね。
まあ、ブリーチは白すぎると言われれば確かにそうですけど。
それを考えればハチワンもそこそこ白いですが。

結局はバランスなんですけど、漫画というものはどっちかと言えば
白い部分が勝っている方がいいと思う。画面が詰まっている作風だとか、
青年誌以上であれば若干方向が違ってくるでしょうけど。

仮にそうであっても、読みやすさが前提となっていなければいけない。
プロですら容易にはできない仕事である。漫画の頂点にいるような
ワンピースですら画面がゴチャになってしまっているのだから。

その上で頂点に居続けられるワンピのポテンシャルは凄い訳ですが。
ちなみに今週号のルフィ一人海岸に流れ着いたとこら辺は、
昔のカッコいいルフィが戻ってきたようで面白かった。