空売りの意味

2018年5月29日
今やってるやり方では、売りで利益を出せない。
リスクヘッジになるとはいえ、基本上げだけで取って行って
株価が上がり過ぎたら、売りを高い位置で買い、下の売りを
相殺決済する形でロスカットする。
なら、ロスカットする分だけ無駄じゃね?ってなる。

ここで「買いだけで空売り無しで」ってなったら、レバレッジ以外で
信用取引する意味が無くなる。
いや、買いばかりの場合でも平均化されないって点で多分メリットがあるんだと思うけど。

空売りで利益を出すやり方を・・・と思ったのだが、
まず買い(売りも)が平均化されない点について考える必要もあるようだ。

・・・でも良く分からんね。メリットがあるのはあるようなんだが。
500円と600円で各100株の買いを持ってて、今株価700円だとする。

現物だと550円200株となる。売る時に100株ずつにできるけど、
550円が100株ずつとなる。半分売ったとしたら15000円の儲けで、
550円が100株残る。

信用だと、500円を売った場合20000円の儲けで、
600円が100株残る。

この違いよ。含み益まで計算すると、当然同じになる訳だ。3万円ね。

で、株価が1000円に上がったとする。現物は45000円の儲けで、
合計6万円の儲け。信用は40000円の儲けで合計6万円の儲け。
同じじゃんねー。

でもさー。何か違いがあるはずなんよ。
多分単純な上げ下げだから違いが分からないんだと。
リスクヘッジの面とか、なんやかんやあるはずなんよ。

って事で空売りです。

空売りは持つのは非常に危険なんですよねー。
感覚的には買いの3倍はリスクがある。
つまり、買いを3ポジション持った時、1ポジション持てるような感じに
すればいいんだと思う。

理想的には、高い売りと低い売りがあって、
株価が下がった時、低い売りを「利益を出しつつ」売る。
その繰り返しで利益を出す・・・。

いや・・・これは今のやり方か。
実際は利益を出しつつは難しいけど。

買いの場合は上がるのをひたすら待つ戦法です。
下がったら買い時でどんどん買っていって、当然上がる時もあるので
その都度刈り取っていく。この調子でほいほい取れる。

売りもそういう感じでいけばいいんだろうとは思う。
3倍差があるなら、頻度・期間を3倍で見て、より長丁場での
利確を目指すという感じで。

ただ、株価は基本上がっていくものなので、取り残される危険が
非常に大きいのが懸念材料。
しかも含み損は青天井だし、一旦10%以上とか上抜けしてしまうと、
2度と戻らない感じで上昇してしまう事もある。

これが買いの場合だと、ファーストリテイリングの6万円台からの暴落でも、
2年半後だっけか、そのぐらいはかかったけど5万円台まで回復したし。

まあ、2万円の株価が2年半で6万になったけど、その1年後2万5千まで
落ちてるからな~。一概には言えないかー。
っつーか、どんだけ乱高下だよって話ですな。

とはいえ、売りで利益を取らない今のやり方だと、
ぶっちゃけ空売りする必要性がほとんどない。
ただメンタルの安定感に寄与するだけって、どうなの?って話だし。

仮想トレードで見極めていくしかない。

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