いくつか見つけたんだが、それらの解決をさらに分かりやすく、
言い方を変えて解説してみようと思う。(自分確認用)

・モンティホール問題とは

3枚の扉から1枚選び、1つだけあるお宝を当てるというお遊び。
残り2つは外れ。選択者が1つ選ぶと、プレゼンターが残り2枚の内の
外れの1枚を開けて「選び直すか」を聞く。ここで選んだ扉を変えると
当たりの確率が2倍になるが、直感的には納得できない・・・という問題。

・解説

まず、左・中央・右の扉があって左を選ぶとする。
次に、プレゼンターがB側の扉の外れの1枚を開ける。

この時、「左をAとして、残りの中央・右をB」とまとめる。
この”まとめる”という作業が分かりやすくしてくれる。

Aを選んだ場合、当たる確率は3分の1で
Bを選んだ場合、当たる確率は3分の2になる。

つまり、一度Aを選んでも、Bに変えた方がお得になるわけだ。
Bを選んでもそこから2枚中1枚を引くのではない上に、
外れの1枚を除外してくれているのだから。

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さらに分かりやすくするならば、扉の数を増やせばいいんだが、
AB分割法を合わせて解決すると、やっぱり分かりやすくなるのだろうか。

って事で100は多いので、扉を10枚とする。

一番左の1枚の扉を選ぶとする。これをAグループとする。
残りの9枚の扉をBグループとする。

グループ単位で選ぶなら、Aで当たる確率は10%だ。
逆に、Bグループを選べば90%となる。

何故なら、Bグループの9枚中の8枚は外れを先にめくってくれるから。
残った1枚を引けばいいだけになるからである。

Aの確率10%の1枚を引くのと、
Bの確率90%の1枚を引くのと、どちらが当たる確率が高いのか。

いや、ちょっと分かりづらいか。

とりあえず、Aだと1枚しか引けない。
Bだと9枚全部引いていいって事だ。

これを100枚にするならば、
Aだと1枚で、Bだと99枚引ける事になる。
Aのままにするのと、Bにするの、どちらが当たる確率が高いか。

なるほど、Bに変えた方がいいんだね~。

分かるか!!!

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って事なんですが、この手の問題って現実的に
どれぐらい転がってるもんなんでしょう。まあ、数学者が揃いも揃って
間違えるぐらいだから、相当レアなケースなんでしょうけど。

正解を導く方もそうだが、問題を作った方も相当よね。

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