可能性

仕事をしていると、いろいろと問題が発生するが
その問題を解決するための基準というものがある事が分かってきた。

その基準は人によってそれぞれあるだろうけど、
俺は「可能性」だと思った。

例えば「上下関係」。上の人間が言った事だから
下はそれを実行しないといけない。これを基準にするのもいい。
というか、会社組織であればそこを基準として然るべき。

例えば「正当性」。当然正しい事をする・言う事で
物事を解決に導く。これも正しい。本来はそうあるべき。

だが、どちらも「そうならない」場合が多々ある。うちはそう。
ならばどうすべきか。そうです。「可能性」の高い方を使う事が重要になる。
どうやれば、解決するか。そのいくつかある解決策の中で可能性の高いものはどれか。

こうして判断していく方が、結果として上手く行くのではないか。
当然こうあるべき事や、確実に正しい事が思い通りにならない事など、
ごまんとある東京砂漠。（岡山）　重要なのは「あきらめる事」です。

言ってだめなら「暴力」しか無いのです。
しかしそれは最終手段です。ならば、まずはあきらめる事。
あきらめるとは、投げ出す事だけではありません。
あきらかにする事でもあるのです。

最適解が無いなら、そこに近い結果を導く。
それが可能な選択肢を選ぶ。より可能性の高いものを見定める。

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もう１つ重要な事があります。それは「やっつけ仕事」をする事。
どれだけ細かな事を完璧にこなしたところで、結果それが
評価に繋がらないのであれば、やる意味はありません。

細かな仕事をするなというのではなく、まずは「大まかな仕事」を
ざっくりと終わらせる事が重要なのです。
そして、往々にして人には「大まかな仕事」を済ませる程度の時間ぐらいしか、
与えられていないのです。

「真面目にやれよ！仕事じゃねーんだぞ！！！」

とはつまり、そういう意味だったんです。さすがはタモリ氏ですね。
仕事は如何に「仕事をしているようにみせるか」が、まず第一に大切なのです。
そこから一歩踏み込んだ仕事をするかどうかは、その人の人間力が試される領域。

ただ、凡人はその領域に踏み込む事はほとんどできないですが。