タイトルの付け方

2017年6月8日
俺様的タイトルの付け方を客観的に見てみよう企画うるせー!!!

まず基本として「短い事」「作品の根幹を表している事」「印象的である事」
「分かりやすい事」「読みやすい事」などが挙げられると思います。

某ジブリのタイトル話で「何とかの何とか」ってやると売れるのよ・・・
みたいなのをテレビでやってるのを見た記憶があります。
2つの単語を「の」で繋ぐ。まあ、別に深く考えないでも
この手のタイトルはごまんとありますけどね。

逆に、俺様的に「ダメ」だと思うタイトルの付け方から見た方がいいかも。
一番ダメだと思うのは「名前」だと思うんですよ。
例えば「主人公の名前」。もちろん、それがドンピシャリって作品もあります。
けど、第一印象は非常にチープに映るのも確か。

当たればデカいが、外れれば痛いという博打みたいなタイトルだと思う。
「ワンピース」にするか「ルフィ」にするかみたいな。
まあ、ルフィにしたらしたでそれがドンピシャリになったのかもしれないですけど。

「ナルト」とか「トリコ」なんか、成功したからいいものの
思い切ったタイトル付けたな~って思います。

名前だけじゃないタイトルでも、そこそこリスキーだと思います。
まあ個人的な感覚なんですけどね。
例えば「食戟のソーマ」や「ダイの大冒険」に「聖闘士聖矢」もそうですね。

ダイとかは大とかけてるし、聖矢も聖の字で合わせている部分が
いいですね。語呂的にもリズムがある。ソーマは知らん。

さらに個人的に言うと「の」が入ってるタイトルも、ちょっとあれだと思う。
これも上手くハマればいいんですが、そうじゃないと「安易」になる。
「何々の何々」ってタイトルの付け方は氾濫してしまっていますからね~。

「赤毛のアン」の時代から「進撃の巨人」まで。
もっと言うなら「ブラッククローバー」とかも、いわゆる
英語版「何々の何々」ですよね。2つの言葉を連ねてるって点で。

そういう風に考えると、これらの「よくあるパターン」を外した
タイトル付けって非常に難しいと思うわけですよ。
だからラノベみたいなアホ長いタイトル付けてごまかしたりする。
巧いタイトル考えられないから、「逆に」攻めてみました的な。
自嘲的なタイトル。だから俺はラノベのタイトルが嫌いなのよ。

そもそもタイトルってのは短くあるのが本懐じゃないすか。え?違うの?

パソコン関連でもそういうの感じるわけよ。
製品名で型番出すなとかね。思うよね。

プレステでもそういうのありますよね。
PS2 SH2000みたいな感じのやつ。プレステはプレステで、
「何パソコンみたいな事してんだよ。せめてPS2.1みたいに
分かりやすくしろよ」とか思うわけさ。

そうなんですよ。タイトルってのは「分かりやすくて」なんぼなんすよ。
「短い」「分かりやすい」ってのは基本中の基本。
これが出来てないタイトルは失格なんすよ。
この大原則から外れてもいいのは、よっぽど優れたタイトルのみ。

じゃあ、お前がベストだと思うタイトルを言ってみろよ!
ほほぅ、そう来ましたか。(何)
いいでしょう。発表しましょう。

・・・。

えーと。

「月夜に響くノクターン」とかいいんじゃないでしょうか。
短くて、安易な「の」が入って無くて、漢字と平仮名・カタカナ(英語)が
入ってる上、幻想的な感じ(印象的)があり、語呂もいい。
強いて言えば、ノクターンが分かりづらいかな~ってところぐらいで。
まあ、どんな物語か想像できるかと言われたらアレですけど。

難しいですね。でも結構高レベルなタイトルだとは思います。

もう1つ!
「クルクート幻想風花」ですね。タイトル思い出すのに
何十分とかかってしまったわ・・・。
「マナは〇〇に付いていくよ」とかね。懐かしいね。
あんまり覚えてないけどね。

やはり語呂の良さって大事ですよね。このタイトルの良さは
カタカナ(英語)+四字熟語でしょうか。
多分どっちも造語かそれに近いんですけど、ファンタジー作品ですしね。
内容の伝わりやすさで見ると、ノクターンですかね~。
難しいですね。

アマチュアゲーム作品最強は「天使の微笑」一強なんですけど、
安易なタイトルと言われればそう。ただ、「これしかない!」みたいな
タイトルではあります。シンプルイズベストなタイトル。

ただ、今は「タイトル」のみに絞っての考察なのですよ。

と考えると、某レビューで現在唯一の☆3つを獲得した
「片道勇者」もタイトルとしては物足りない。
というか、物足りて欲しかったと言いたい。

作品が特上に面白いのに、タイトルでその面白さが表現できていない。
ゲームの面白さにタイトルが追いついていないと言った方がいいでしょうか。
勿体無い。ただ、内容を見事に表しているのは確かですけど。

この場合、英語にした方がかっこが付くとも思う。
「One Way Hero」でしたっけ。
片道という日本語のイメージがアレなのかな~。

でも、同作者の「シルフェイド見聞録」はなかなかのタイトル。
シルフェイドって何?となりますが、そういうもののファンタジーな
物語なのかな~?みたいな。これも語呂の美しさが耳に残りますね。

ADVもの・・・というか、ギャグも含めてなら
この作品もトップオブトップに君臨しますよね。

「真剣勝負!」とか、自分のタイトルを顧みると
ただただうなだれるのみですよ。うるせーよ!!!

ベタなのでベストなのはやはり「ドラゴンクエスト」でしょうか。
ディスイズこれ!みたいな。何?
続いて「ファイナルファンタジー」も。
今となっては、もはやタイトルの基本みたいなタイトルです。

「ラグナロクオンライン」も結構いい感じですよね。
逆に「ツリーオブセイバー」みたいなのはちょっと「ん?」ってなる。
「オブ」が曲者。「ツリーセイバーオンライン」みたいにして、
タイトルに落ち着きを出した方がいい感じがする。

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タイトルに必要な三大要素まとめ。

「語呂の良さ」
「言葉の安定感」
「作品の内容との直結」

こんな感じではないでしょうか。

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