社会の真実その3

2016年12月26日
「できない事はできない」

俺様的に挨拶は無理でも、返事はできるだろうというのがある。
本来なら挨拶ですらできないといけないのだが、
それにすら目をつぶっての事であるのだが、これができない。

返事の部分を、他にも「簡単な」物事に変更していってもいい。
「分からなかったらもう一度聞いてね→聞かずに同じ間違いをする」
「教えるからメモを取って覚えてね→メモを取らず、覚えてもいない」などなど。

しかしこれらを強制するのは非常に困難を極める。
能力ではなく、おそらく文化なのだと思う。
「アメリカではこうなんだよー!日本人の方が間違ってるよー!」レベル。

故に、悪い部分を直す事よりも、良い部分を伸ばす事に
労力を割く方が割りに合っている事になる。

また、些細な事に尽力するより、大まかな事のポイントを外さずにこなす方が、
会社からの評価は高くなる。見えない所まで掃除をきっちりするよりは、
見えるところだけはしっかり掃除する方がいい。

もっと言うなら、上司がチェックするポイントだけ綺麗にして、
あとは適当に済ませるというのも1つである。

如何に手を抜くか。仕事は一生懸命にやってはいけないものであるという
認識を持つ事は非常に大切である。日本人はこれができないから自殺する。

ただ、馬鹿な人間は「重要なポイントを外して」手を抜く。
手を抜くのは優秀な人間に許された特権である事も、忘れてはいけない。
能力の低い人間は、「一生懸命にする」以外の選択肢は無いのだ。

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