サイレン

2015年6月25日
ジャンプ+で再掲載されてますが、なるほど緊張感・緊迫感が
カガミガミの比では無いですね。
打ち切りとは言え16巻続いただけはありますっていうか、
16巻も続いて打ち切りとはこれ如何にって感じですが。

キャラクターもなかなかインパクツがあります。
特にヒロインの極端っぷりが印象に残りますね。
まあ、今だから言える事かもしれませんが、なかなかどうして。

この前まではリリエンタールが再掲載されていましたが、
真逆な感じ。いや、方向性が違うから当たり前なのですが、
なんつーか、やはりインパクツがあると無いではやっぱ違う。

あえて起伏を出さない日常系?ならまだしも、
そうじゃないなら何かしら心につんざくようなものが欲しいというか。
つんざくほどじゃなくても。

リリエンタールにはそれが足りなかった。それが敗因ではないでしょうか。

ワールドトリガーは見事に大成していますが、
戦闘ものでありながら、つんざくにはちょっと火力不足な感じでもあります。
まあ全ての原因は「ベイルアウト」なんですけどね。あと、主要キャラが死なない。

今回のVSアフトクラトルで2~3人でも死ねば、緊張感もあったのに。
死ねばいいってわけじゃないですけど。
腕が飛ぶとか、指が飛ぶとか。
腹に穴が開いても、塞がるじゃないですか。

顔も出ていない名前も無い事務員?とかがいくらか死んでますが、
それじゃあ読者には分からない。しかも、その点については
深く掘り下げて無いし。
とりあえず死傷者出てますよっていう、言い訳みたいにも思える。

「これ、戦争なのよね。」感がこの物語に必要なのかどうかという点も
ありますが以下略。

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