天才型主人公

2013年10月30日
イニシャルDで見る。

イニDの魅力は、型落ちの86という車でイヤイヤ運転しても
勝ててしまうというところなわけだ。
しかし話が進むごとにその魅力は失われていく。

ドライバーとしてのプライド、車の知識、目標意識の確立。
車の方もエンジン乗せ変えなど、大規模なチューンナップをしている。

天才だからこそできる「無気力な態度」と「低性能の獲物」での勝利。
これらが成立しなくなっていく。
その限界点は4thステージであると思う。

4~5thステージになってからは特に周りは拓海と同レベルの
天才ばかりになってしまっている。
(まあ、終盤になって弱い的ばかりと勝負しても意味無いのだが。)
さらには拓海の環境も最高レベルになっている。

そして登場するラスボス信司。
創作ではよくある事だが、主人公と同じタイプが登場する。
やる気は無く、車も86、そして天才。まさに拓海の登場時と同じだ。

相対的に拓海の魅力は半減する。

天才型主人公の欠点は、物語が進むごとに魅力を切り売りしないといけないところだ。



知らんけどな。


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         / ,’ 3  `ヽーっ
         l   ⊃ ⌒_つ   ←アーク氏(ツンデレ)
          `’ー---‐’’’’’"

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