主人公の魅力

2012年7月18日
主人公の魅力はライバルが決定する。
ライバルの魅力に引っ張られる形で、主人公の魅力は現れる。

今のワンピースに何故魅力が無いか。
それは主人公であるルフィに魅力が無いからである。
何故ルフィに魅力が無いか。
それは今のライバル(敵役)である・・・誰だっけ。

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魅力的なライバルが多数いる黒子のバスケが面白いのは必然である。
魅力というものは、簡単に言えば比較で決まる。
強いあいつを倒した俺、超強いという単純な理論。

だが、単純だからこそ明確に魅力は露見する。

ナルツに魅力が無いのは何故か。
魅力的な敵役はいるはず・・・だが、それが混在してしまっている。
トビ・マダラ・サスケ・カブト・大蛇丸。い過ぎ。
対する味方陣も主力が多過ぎる。

最終戦というのもあるが、だからこそ難しい。
多人数バトルは難しいのだ。
読者的にも焦点が絞りづらく、把握が難しくなっていく。

ダイの大冒険で、最終戦であるVSバーンでは、
大勢の敵味方が登場したが、終盤では
ダイたち5人VSバーン勢3人に絞られていった。
最終戦ではダイVSバーンになった。

とかく今のジャンプは無駄が多い。
ワンピにしろ、ナルトにしろ、ブリーチにしろ。
そして、人数が多い割りにやたらとそれぞれに見せ場を作るものだから、
ストーリーが進まない。テンポが悪い。ダレる。

スピード感が命のバトル漫画にとって、これは致命的である。



ほほぅ。

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