PS版の「2」とWii版の「時忘れ」をプレイした比較でも。

2の方が面白かったです。何でだろう。
2が1998年で、時忘れが2007年か。

10年近いスパンがあるというのに、何故2の方が
面白かったんだろうな~。

面白さの根源は、グラフィックやら音楽などの装飾品では
そうそう追い越せないと言う事かな。

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シンプルイズベスト。面白さにしろ何にしろ、
結局のところ、突き詰めればここに辿り着くと思うのです。

その究極に照らし合わせれば、装飾品がさして効果があるとは言えません。
もちろん無ければ無いで憤慨しますが。(何)

そもそも2だってPSで出てるわけで、グラフィックや音楽が
そこまで劣ると言う事も無いわけです。操作性も。
物語はそれこそ優劣がつくとは思えません。

おそらく、面白さというものの根源を守りつつ、
制作していかなければならない・・・と言う事だと思うのです。

チョコボに限らず、
ムービーが綺麗だとか、
ボイスが付いてるだとか、
音質が向上しているだとか。

そういう事だけに囚われている作品が面白くなるわけがない。
時忘れがそうだと言うわけではありませんが、
少なくとも、2以上に魅力ある作品にはなっていません。

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時忘れの残念な点は、だるいってところでしょうか。
その際たる例がモーグリだと思われます。
販売対象が小学生なのでしょうか・・・。

まあ、ゲーマーがするゲームでないのは確か。

いや、別に悪くは無い。
少なくとも、途中で投げ出したバイオよりは面白かった。
まあ、このバイオはハウスオブデッドタイプのやつだったので、
仕方ないんですけどねー。(それとは知らずに購入してしまった)

チョコボと同様に、マリカーとかも昔のSFC版の方が面白かった。
マリカーの場合は圧倒的にSFC版の方が面白かった。

2Dと3Dの違い・・・?
それもあるでしょうが、それ以上に何かが違うはずです。

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昔のゲームがよかったと言えば、単なる懐古厨になりますが、
ならファミコン時代のF1レースが面白いかと聞かれたらNO。

しかし、PSのレイジレーサーと、PS2のリッジレーサー5
どっちが面白い?って聞かれたら、考える間も無くレイジレーサーなんですよね。

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まあともかく。
チョコボ2の面白かったポイントでも。
やり直したり、比較して語るのが一番でしょうけど、面倒なので。

あれですね。泥棒が印象に残ってます。
ダンジョン内での買い物。・・・を、する前に
事前に出口までの脱出経路を確保しつつ、逃げる!捕まればアウト!

そんな緊張感が面白かった。
あ、リアルでの泥棒はダメですよ。(麦)

これが面白い理由に、普通はできない行為っていうのもあるでしょうけど、
システムの枠をやぶったようなプレイをしているってのがありますよね。

往年の名作スーパーマリオでいうなら、壁抜けみたいな感じ。

バグじゃないし、システム通りのプレイなんだけど、
普通じゃないプレイ。現実では味わえないプレイができる
ゲームの中で、さらに現実を超えた感覚がある。

こういうのって面白いわけです。

例えばRPGなら、アイテムや装備・魔法を工夫して、対戦相手を厳選して、
いかに突拍子も無いダメージを出すか、みたいな。

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惜しむらくは、どちらの作品にも言える事なのだが、
最凶のダンジョンってやつが無い事。
時忘れはもとより、2にもそこまで凶悪なダンジョンってやつが
無かったのが物足りなかったですね。

2のラスト辺りのダンジョンの凶悪さは、それはそれは非情でした。
一歩一歩進むのがあんなにドキドキするゲームってのも
なかなか無いでしょう。

ですが、クリアーしてしまえば、そのダンジョンだって
ある程度のダンジョンになってしまうわけです。
その次。あれ以上の凶悪なダンジョンが欲しいわけです。

よく私が話すように「クリアーさせる気が無い」ようなダンジョンを。

まあ、だからといって20%の確率で必ず即死・・・
みたいなのがわんさかってダンジョンがあっても困りますけど、
まあそこはバランスですよね。

丸っきり運ゲーってものほど、馬鹿らしいものもないですから。

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ゲームも何でも、繰り返し要素ってのは大切。
トランプでババ抜きをやったとして、1回やったら
それ以降の人生、二度とババ抜きをやらない・・・なんて事が無いのと同じで。

まあ、ババ抜きにしても、トランプ自体にしても、
人類が考え付いたゲームの究極の1つなので、それと対比するのもあれですが。

クリアー後・二周目以降に関しても、考えておかねば勿体無いと言う事です。

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