トラブル

同じくＳＱ話題で。

トラブルは、今となってはジャンプの戦力だったんだな～・・・と思う。
今のジャンプの低迷っぷりを見ると。

でも、連載中は今一歩物足りなさを感じていたのも事実。
その原因はひとえにヒロインがヒロインとして存在していなかった事。

ララの力不足。だが、真実を言うならララの魅力を
表現しなかった作者側の落ち度と言えよう。

ララにはヒロインの資質が十分あった。今回の話
（姉妹の喧嘩を仲裁するために、自分が馬鹿をする）を見るに、
やっぱりララはヒロインだな～というのを実感できた。

こういうのを稀にではなく、時々見る事ができていれば
結果は違ったんじゃないかな～・・・と思う。

まあ、ヒロインが多過ぎるってのもあるんだけど。
とはいえ、それがメインの内容なのでいかんともしがたいところだけど。
それでもメインヒロインとして、もっとララを立てるべきだった。

最後はフラれる形で終わっているので、
形式として破綻しているのがどうにもこうにも。

いわゆる勧善懲悪でない部分があると、どうにも不安定。
青年漫画ならまだしも、少年漫画は結果としては勧善懲悪であって欲しい。

海賊が主役だとしても、善良な市民を痛めつける
「いわゆる海賊」ってのが面白いわけがない。
そういう、押さえるポイントは押さえてくれないと。