戦う力

2011年2月8日
主人公はどうしても世界最強にしたいってのが親心じゃないですか。
プレイヤー的にも自身の投影である主人公は強い方がいい。
でも、だからといって投影するには身近じゃなくちゃいけないわけで。

この二律背反を成立させるにはどうしても能力が必要になる。
格闘的には一般人だが、1分間インターバルをおけば
1秒間時間を止める事ができる能力を持つ・・・とか。

もちろんそのネタを使って面白いシナリオを書くってのも手なんだが、
何でそういう能力なの?ってのが凄い問題になる。
なんでゴムなの?なんで凍るの?→漫画だからさ・・・では説得力の欠片も無い。

ただ、面白けりゃいいんじゃね?で済ませてる場合が多いから成立してるだけで。
でもそうじゃない。

・自分自身の力は一般レベル
・一般レベルだができる限りの努力はしている
・ある特殊な能力を持っている
・その特殊能力は努力して手に入れた

とりあえず、今考えられる矛盾打開のためのアイデアはこんなところか。

神の血が流れているとか、脳内物質を数倍にできる薬を飲むとか、
他力本願的なものじゃないのがいいよね。

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ルフィについて考える。

ルフィがかっこいいのは、その性格とか考え方もあるだろうが、
自力でも強いってのが1つある。ゴム人間=強いってだけじゃ
戦闘に勝っても感動が薄れる。それってお前の力じゃねーしみたいな。

ただ、まったく戦闘力の無い人間が、能力だけで
ギリギリの死線を潜り抜けて勝利する・・・ってのもまた
燃える展開だったりするわけです。

となると、結局はアイデアよりそれをどう生かすかって事か?

違うだろ。

結果論で話してんじゃねーよ!!!

不良が公正したところで、マイナスが0になったところで、
感動する要素なんざ皆無なんだよ!

ヴォケがぁ!!!

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