どちらが異端か

2010年9月2日
外国では無宗教は”神をも恐れぬ”という意味合いを持つらしく、
日本人みたいな無宗教者の方が異端らしい・・・という記事を見た。

ふむふむ。

確かに、キリスト教やらイスラム教やら、毎週礼拝堂へ行って祈りを捧げたり、
毎日聖地に向かって3回祈りを捧げたり。
まあ、仏教でも毎日チーンというのがあるでしょうが。

ともあれ、祈ってたりいろいろなわけです。
外人と日本人の違いは、普段テキトーなくせして
人が死んだ時とか非常時だけ仏教とかに頼って、その方針に従って
動いているって点でしょうか。宗教とか祈りとか、日常とは切り離してる。

「死」というものから目を逸らしている臆病者であり卑怯者。
それが日本人の性質なのかもしれない。
「死ぬ」を”亡くなる”とか”隠れる”なんて表現しているのもそれか?
外国はストレートに表現するかどうかは知らないが。

まあ、とにかくないがしろにされているわけです。
故にそれに関係する宗教に一歩も二歩も引いたところから見るわけです。

と、考えるのは了見が狭いのか?
日本人はもっと宗教と密接なのだろうか。
それにしては宗教、特に新興宗教=カルト教という認識が・・・
いや、これはマスコミのせいなのか?
まあ、マスコミ=悪という方式はほぼ正しいが。

そんな事言ったら、全てが悪という事になるんだが、まあそれも間違っちゃいないけど。
例えばスーパーの広告だって、いかに安く見せるか。
文字を大きくしたり、普段より1円しか安くしてないのに
キャンペーンだとか期間限定だとか、試行錯誤でより安く見せる。

いかに客を騙して、より多くの銭を稼ぐか。
言葉は悪いが結局はそういう事だ。

で、宗教はどうなんだ。
何故これほど宗教のイメージは悪いんだろう。
そもそも神はいるのか?

外国の、そういう信者は当然いるものとして扱っているように見える。
単に「神がいるかいないかよりも、いるものとして自分を律し、
普段の生活を律する事で、よりよい人生を送る」といったものではないような気がする。
確実に存在するものとして行動しているような気がする。

だが、それって漫画やアニメの世界じゃね?
普段バカにされている存在が認められている世界。
だから日本アニメは世界で評価されているのか?

まあそれはいいとして、神や仏だ。
「私は神を信じています」というと、普通基地外扱いされる。
「アナタはカミをシンジマスカー?」という例のアレも、
信者をバカにしている一例だし。

今の私の考えとしては、
「神はいない。もしいるとしたら、それは邪神である。」
となる。
だが、確かめる必要はある。
確かめるのは容易ではないが・・・1つ、手はある。

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