面白さ=内容×見た目という事である。
内容は単純な加算数値としてあるわけだが、
見た目はあくまで内容を倍化させる要素に過ぎない。

すなわち内容を2倍3倍に面白くする見た目であったとしても、
内容がチープであれば、面白くはならない。

面白い=100とするならば、
内容が100あれば、見た目という要素が効果的に働く。
しかし内容が50しかなければ、見た目で倍化したとして、
ようやく見れるレベルになるという感覚だ。

内容が10しかなければ、いかに見た目で2倍3倍にしようと、
面白さに繋がらないわけである。

一定値に達した内容がなければ、見た目に意味は無い。
装飾要素というのは加算ではなく、乗算だったのだ!

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しかし何だ。
ドラクエの魔法のネーミングってのは凄いんだね。
いや、多分ね。
ホイミて。

英語から来たものもあるし、擬音から来たものもある。
単なる造語もあるようで。ともあれ、これだけの言葉を確立させたのは凄いよな~。
パルプンテとか、凄いよね。よく思いつくもんだ。
イオ・イオラ・イオナズンなんかも、三段活用が面白い。

FFも凄いんだけど、結局はほとんど英語だしね。
サンダー・サンダラ・サンダガという、ラ系・ガ系を思いついたのは凄いけど。

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そういえば音について書いてなかった。
音もとい音楽・効果音は、面白さの半分を占めると言っても過言じゃないと
思います。何故かってーと、内容でも見た目でも、所詮は二次元なんです。

ですが、音楽はその世界を三次元化するんです。
世界がグッと広がるんです。まさに、命を与えられたがごとく!

余談ですが、仕事で音楽を扱う事があったわけですが、
この要素1つで、その仕事の成功を左右させるほどの効果を持つ事が
体感としてよく分かったわけです。

ジャストのタイミングで、ちょうどよい音量で、シーンに見合った音楽を
流せた時・・・、音楽はその場を”特別な空間”に変えるのです。

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という事で、重要度としてはこうなります。

システム>シナリオ>音楽>グラフィック

グラフィック至上主義としては非常に胸が痛む結果ですが、これが現実です。
ですが忘れてはいけません。グラフィックは倍化効果を持ちます。
シナリオから音楽までの三要素を全て揃えた時、グラフィックが
その真価を発揮させるのです。

だから!三要素がグダグダの状態で、グラフィックだけ良くても、
せっかくのグラフィックが真価を発揮できない状態に無意識下でイラ付くのです。

「見た目だけ」「グラフィックだけ」「絵はいいのに」

そう言われないために、システムから順番に確固たるものに仕上げなければなりません。
全ては、そう。

”グラフィック”の真価を発揮させるために!

つまり!

システムも!
シナリオも!
音楽も!

全ては、グラフィックを引き立てるための”飾り”に過ぎなかったんだよ!!!

A-9<な、なんだってー!?



まさかの立場逆転にA-9さんもヘブン状態だぜ!

コメント

nophoto
通りすがり
2009年7月10日0:42

どんなにシステムがよくても、グラがショボかったら手にすら取ってもらえないですけどね。結局は全部大事だってことだと思います。優劣無しで。

ちなみに、戦闘の面白さは「圧倒的力で敵を倒していく」という人もいたりします。経験値減衰とか、たぶんかなり好き嫌い分かれるシステムかと。

hiro
2009年7月10日1:21

それもそうですが、やっぱり差はあると思うんですよね。
ジャンプでいうところのトリコとアカボシの差というか。
作画レベルの差は歴然ですけど、内容の差で面白さは逆転してる。
つまり内容の方が作画より大切だって事なんだと。
もちろん私にとってですけど。ちなみにここに書いている事は、
全て自分にとっての理想論です。自分にとって最高の作品であれば、
他人にとってクソゲーでも構わないので。まずは自分から。