純粋系の主人公

2008年12月15日
ダメだ。プロが書いててもダメだ。

その昔、鉄腕アトムをはじめ孫悟空など多くの純粋系主人公が登場してきた。
今もルフィなど大人気漫画に登場している。
しかし、純粋系はキャラとして面白くない場合も多い。

それに1つの答えを導き出したのが、ダークヒーローだ。
いわゆるピッコロ的な立ち位置にいるキャラだ。
また、不良を主人公にした作品も人気を博している。
浦飯幽助や桜木花道などがそれだ。

やはりここで登場するのもギャップなわけだ。
悪い人がいい事をする。

そもそも純粋な人間など、健常者に限っては存在しないのだ。
人間誰しも悪の部分はある。それを、如何に創作の舞台とはいえ、
否定し、純粋な人間を描いたところで、それはまさしく嘘になる。

様々な設定・理由付け・性格などを組み合わせて、
純粋系主人公の必要性を導き出してこそ、ようやくこれが光輝く。
そうでなければただの物真似だ。過去の遺産に頼っているだけである。

しかしこのヒーロー・アンチヒーロー問題においても、
解決策は既に分かっている。そう。その間を取ればいい。
答えというのは常にシンプルである。

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