”居合い”

戦闘好きなら、例えばで○ばーーさんならば失禁してしまう言葉だろう。
この攻撃方法は、るろ剣でも知られるように、剣術における必殺技の1つとなっている。
※蓮華という漫画や、最近ではビィトにもそれが登場する。

しかし実際それが必殺技足り得る存在なのかは分からない。

例えば”斬鉄”という技もある。文字通り鉄を斬るわけだが、
果たしてそんな事が可能なのか。
先に述べたるろ剣では、『水中でなければできる』と言っている。
また、これは単に漫画的な演出だろうが、ルパンの五右衛門は
いとも簡単に斬鉄をしてしまっている。

しかし現実に目を落すと、斬鉄どころか、居合いにすら
イメージに添うようなものはお目にかかれない。
もっとも、居合いなんて滅多に登場しないわけだが。

それでも3・4回は見た事がある。しかしながら、「一閃!!!」
といったような居合いはほとんど無かった。一閃という言葉で
表せる様な太刀筋ができないならば、斬鉄など夢のまた夢だろう。

空想世界で登場するこれらの矛盾は、空想世界の出来事だと
割り切ってしまうというのも1つであるが、ある程度現実に則した
ものでなければ、説得力が無くなるのも事実。

エンターテイメントである以上「驚き」は必要である。
その驚きを表現するのに必要なのが、「現実ばなれした」必殺技などとなる。
課題となるのは、どこに焦点を持っていくか。

空想世界では「100メートルを8秒で走る!」としたいが、
現実世界では現在9秒78あたりである。

現実では面白くない、空想では納得できない。

”現実の上限、空想の下限。”

見極めるべき焦点はそこにある気がする。

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RO日記。

騎士 Lv89 45%

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